教員から体育大生へのメッセージ⑨「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」  

 スポーツマネジメントに関する科目を担当しております萩原悟一(はぎわらごいち)です。スポーツマネジメントというとビジネス?みたいな印象を抱かれると思いますが、スポーツチームに所属する人のマネジメントについても研究が行われています。皆さんは将来、体育・スポーツ分野におけるリーダーとなり、わが国のスポーツ業界をけん引していく存在となるでしょう。そこで重要なのは、いかに人を惹きつけマネジメントしていくかになると思います。在学中、教室での勉強はもちろんのこと課外活動でも活躍されていると思いますが、ぜひ、本学での学びの中で「どうすれば人を惹きつけ、マネジメントできるか?」についても考え経験していただければと思います。

ところで、皆様はタイトルにある名言をご存知でしょうか?これは山本五十六という海軍の軍人さんの残された言葉です。この言葉には続きがあり、「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」と続きます。この一連の文章にはどうすれば人を惹きつけ、マネジメントすることができるか凝縮されています。まずは、タイトルにもあるように、自分自身がやって見せること、人をきちんと評価することができているかを考えてみてください。皆様の活躍を期待しています!

[スポーツ人文・応用社会科学系 准教授 萩原悟一]